ROLAND
JX-3P

当時の価格 185,000円
中古の相場 3万円前後
発売年 1983
発音ボイス数 6
MIDI / CV MIDI
レア度
ビギナー向き ★★★★

カタログ 188KB

MIDI Expansion Kit
(MIDI機能の拡張キット)
●PG200とMIDIインプットの同時使用可
●MIDI CC受信可能
●MID CH変更可
●ベロシティ受信可

Dtronics DT-200
(PG-200のクローン)

info(at)proun.net

当時、コルグのPOLY61という機種と張り合っていたポリフォニックのローエンド機種でしたが、当時の楽器店員さんが薦めたとおり、POLY61と比べても音質、機能の面でJX-3Pのほうがはるかにまさっていました。
音のキャラクターはアナログ感があるのにブライトで、良くも悪くも軽い感じです。ファットなベース音には向きません。かなり薄い音に感じますがパッド系は結構面白い音が出ます。Juno6と比べると同じDCOでもキャラクターがかなり違う印象が僕にはありましたが、回路そのものは類似点が多いそうです。しかし、6ボイス12DCOに64音色メモリー、ステレオ・コーラス内蔵、128音のシーケンサー(!)、クロスモジュレーション(金属音的な変調)、そして出始めたばかりのMIDI対応というスペックは立派で、2台目3台目に買うシンセとしてはいいかも。またオプションのプログラマーPG-200(35,000円)を買えば、アナログ・ライクなつまみによる音色作成が可能になります(このプログラマーは本体右端にのっけて使います)。逆に言うと、プログラマーがなければ音色のエディットは少々めんどくさいかんじです。