ARP
Sequencer

Model 1621あるいは1623。その違いは不明(1980年〜）。

前期型と後期型では中古の価格に倍近い差があり、後期型のものが高いです。

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アナログシーケンサーです。１チャンネル16ステップ、あるいは２チャンネル8ステップのシーケンサーとして使用可能です。通常アナログシーケンサーでは可変式のつまみやスライダーを使って音程（厳密に言えば電圧）を調整するため、正確に12音階にチューニングするには多少手間がかかります。そこでARP Sequencerでは、つまみで設定した12音階としては適当でない電圧をうまく補正して、12音階のうちの一番近いピッチに補正してくれる「クオンタイザー」が内蔵されています。クロマチックな音階を使いたい時には便利です。そのほか、信号を分岐させるパラボックスのようなものもついています。ただ弱点としては、シーケンスの順番が順方向とランダムにしか切り替えられないことです。往復させたり逆送したりはできません。また外部同期にはパルス・クロックを入れてやらなければなりません。DIN SYNC等は付いていません。